現在、ヘッジファンドなどを手掛けている「あゆみ・トラストホールディングス株式会社」の代表取締役社長を務める高岡壮一郎氏です。

彼は東京大学卒業後、三井物産株式会社で海外投資審査やIT分野の新規事業開発、M&Aなどの推進をになった後、2005年に旧アブラハムグループで現在のあゆみトラストグループを設立しました。

そんな彼が新しく仮想通貨・ICOビジネスを始めた事で世間から注目を浴びています。

過日、交通広告などで著名タレントを使い「毎月5万円で1億円は貯められる」などと称し、一般の投資家から資金を集め、関東財務局から行政処分を受けた旧アブラハム・グループHD社の高岡壮一郎氏。その後、あゆみトラストHD社として再出発… したものの、今度は「ソーシャルグッド財団」と称し、仮想通貨・ICOビジネスに進出していることが話題となりました。

https://news-vision.jp/article/188439/

アブラハムは金融商品取引法上の投資助言事業者であるが、金融商品販売業者の登録をせずに海外ファンドを販売してしまう無登録販売を行っていたとみなされ業務停止6ヶ月とされました。

そして組織を改めてあゆみトラストグループとして再出発をし、海外ヘッジファンドの紹介などを行っています。

その「ソーシャルグッド財団」と称する高岡壮一郎氏の団体ですが、果たして本当に財団として登記されているのでありましょうか。登記を調べてみると、財団と名乗っているものの、実態は単なる株式会社で、財団ではなさそうです。(中略)
第六条 一般社団法人又は一般財団法人でない者は、その名称又は商号中に、一般社団法人又は一般財団法人であると誤認されるおそれのある文字を用いてはならない。
しかしながら、高岡壮一郎さんは自身の公式ホームページですらずっと「Social Good財団」と連呼して、財団であることをアピールしています。

https://news-vision.jp/article/188439/

そんな高岡壮一郎氏が新たに動かしているプロジェクトが仮想通貨「Social Good」です。

こちらのソーシャルグッド は「世界をよくする」という信念に基づいて、全ての個人、企業、そして社会全体がwin-win-winになるエコシステムを導入している仮想通貨です。

こちらのエコシステム内でこの買い物をするとキャッシュバックを得ることができ、そのキャッシュバックの一部がAIによって自動的に社会貢献団体に寄付されるという仕組みになっています。

上記の引用記事を見てみますと財団という表記をしていて、誤認させているとみられると記載されていましたが、現在Social goodのHPを見てみると「財団」という記述は見当たりませんでした。

削除したのか、でっち上げなのかはわかりませんが、現状何もトラブルになっていないことから問題はなかったのでしょう。

なお、ソーシャルグッド財団では他の仮想通貨や金地金などと比べても確実な需要があるので価格の上昇圧力があるとして、自社発行のICOを勧誘しています(日本語で)。そして、今年の12月には、大幅な価格アップが見込まれるので、早くトークンに参入するほど安く買えて利幅が大きいと宣伝しているのが特徴です。(中略)
外側からは裏付けの取りようのない内容である以上、このソーシャルグッド財団が展開するトークンの販売が国内・海外で行われようが、いずれにせよ適法性が気になる物件であることは間違いありません。

https://news-vision.jp/article/188439/

仮想通貨Sodcial Goodの仕組みとして供給量を制限し、需要が上がり続けるほど価値が上がるものとしています。

自動的に寄付するという、社会全体をよくしたいという部分と、ホルダーとしてはキャッシュバックが貰えるという2つのメリットから需要は高まっていくと予測されています。

確かな裏付けが取れているかは不明ですが、合法でなければこんなにも大々的に宣伝は打つことができないでしょう。

社会全体をよくするという仮想通貨「Social Good」の今後に目が離せませんね。

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